こんにちわ、たろすけと言います。
この記事では、社会保険労務士試験について
・社会保険労務士試験ってどんなの?
・受験するために資格っているの?
・申し込みってどうしたらいいの?
・試験の特徴は?難易度は?
・どのくらいの勉強時間が必要なの?
・対策方法ってどうするのがいいの?
といった疑問に応えたいと思います。
社会保険労務士試験とは
社会保険労務士試験とは、文字どおり社会保険労務士になるために必要な試験です。
8月の第4日曜日に実施されます
社会保険労務士試験を一部の科目免除されて社会保険労務士受けることもできる方もいます。
受験するために必要な資格は?
社会保険労務士試験は実は受験するためには受験資格を満たす必要があります。
大きく分けて3つの満たし方があります
・学歴
・実務経験
・資格
です。
学歴
学歴で満たすには、
大学、短期大学、専門職大学、専門職短期大学を卒業していれば満たすことができます。
そうでない場合でも満たせる可能性がありますので、詳細は社会保険労務士試験公式サイトを参照ください。
実務経験
実務経験で満たすには、
・社会保険労務士事務所で補助として勤務した期間が3年以上
・労働組合の専従者として勤務した期間が3年以上
・公務員として行政事務に従事した期間が3年以上
などで満たすことができます。
資格
資格を持っている場合でも受験要件を満たすことができる場合があります。
・行政書士試験合格者
・その他国家試験合格者
などです。
一覧はこちらに掲載されています。(受験資格を満たせる試験一覧)
受験の申し込み方法
原則インターネット申し込み
受験の申し込み方法についてインターネットが原則とされています。
が当面の間は従来通り郵送でも可となっています。
詳細についてはこちらで解説しています。
受験費用
受験費用は
15,000円です
た、高い!!
合格発表
毎年日付が変わりますが、概ね
10月初旬に行われます。
発表方法については
・試験センターのHP(当日)
・合格書書の発表(合格発表日10日程度後)
・官報に掲載(10月下旬)
で行われます。
社会保険労務士試験の特徴
ここからは、社会保険労務士試験の特徴をお伝えいたします。
試験科目
試験科目は全部で8科目です。
配点などは以下のとおりです。
試験方式が、択一式と選択式に分かれています。
択一式とは、5つの選択肢から「正しいもの」または「誤っているもの」を選ぶ問題です。
選択式とは、1科目あたり20のキーワードから空欄を五つ埋める問題です。
出題形式はマークシート
出題形式はマークシート形式です。
記述式のような文章を書いたり、面接などもないので、試験の形式からすると一番やりやすいのではないでしょうか。
難易度はちょっと難しめ
試験の難易度はその他の資格に比べてどのような位置付けになるでしょうか。
私の経験と、資格予備校等の情報を総合すると次のようになると感じます。
最難関 :税理士、公認会計士、弁護士
難関 :司法書士
ちょい難:社労士、中小企業診断士
普通 :行政書士、宅建士
必要な勉強時間は約1000時間
社労士の合格に必要な勉強時間は大体1000時間と言われています。
あくまで一般的な話ですので参考までですが、一日3時間勉強できれば1年で合格できるかなという感じですね。
法律を少しでもかじったことある方などはもっと短くて済むかもしれませんね。
ちなみに私は多分1200時間くらいは勉強した気がします。
合格基準点について
では、試験ではどのくらい点数が取れれば合格が可能なのでしょうか。
実はこれが分かりにくいのが社労士試験の特徴の一つなんです。
大体6〜7割取れれば合格はできるんですが、合格基準点自体はその年の平均点などにより上下するので一概に何点取れば良いかということは言えません。
ですが、大体
選択式試験:全科目3点以上(5点満点)⇦足切り基準
択一式試験:全科目4点以上かつ総合点45点程度(70点満点)
これくらいが大体毎年の平均的な合格基準点と言えます。
6割だと合格できるかギリギリで、7割とると安心して合格できるラインと言えそうです。
社会保険労務士試験の対策方法
社労士試験はどのように対策を行ったら良いのでしょうか。
私の経験をもとに解説いたします。
ちなみに私は通信講座を利用して学習しましたし、独学用のテキストも使用して学習も行いました。
独学でも合格可能か
独学で合格は、
可能だけれども効率は悪い
と感じます。
独学して合格している人は確かにいましたし、できないことはないと思います。
ただ、社会人にとって大切なのは、時間ではないでしょうか。
そのことを考えると時間を大切にするためにも独学はやめて通信講座等の活用を考えた方が良いと思います。
独学のメリットとしては
教材費が圧倒的に安い (10,000円あれば十分揃う)
というところにあると思います。
時間は沢山あるし、独学に向いていると感じる方は検討の余地はあるかもしれません。
通信講座を受講するのが断然おすすめ
とはいえ、やはり社会人にとってケチるべきはお金ではなく時間です。
ということを考えると通信講座の利用が現実的ではないかと思います。
どのような通信講座があり、どのようなメリットデメリットがあるのかについてはこちらの記事で解説したいと思います。
まとめ
以上、社労士試験合格者が社労士試験について解説を行いました。
試験としてはマークシートで解答はしやすい反面、各科目で足切り点があったり、合格基準点が毎年変動するなど少しクセのある試験だと思います。
勉強を開始する前にしっかりと試験の概要を捉えて対策をされるのが良いかと思います。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。